変身 (講談社文庫)

変身 (講談社文庫)

東野圭吾さん やっぱり面白いですね。うん。途中まで、脳を手術で移植するというところが、「アルジャーノンに花束を」みたいだなぁ。と思っていました。サポートしてくれる女性が傍にいるところとか、自分が自分でなくなっていく恐怖みたいな部分とか。

たまたま行った不動産屋さんで、強盗に遭遇した彼。強盗が少女に発砲しようとしたので、少女をかばって自分の頭に被弾します。10万人に一人という適合率の中、上手く適合する脳があった奇跡が、彼を逆に苦しめることになるとは。

面白いです。