マリと子犬の物語 (小学館文庫)

マリと子犬の物語 (小学館文庫)

この本は、山古志村地震という実話に基づいて書かれたものですよね。地震がおきた時、マリは、本当に顔をペロペロなめて、おじいちゃんを元気づけていたという話をテレビで見たような気がします。そんなマリを救助の飛行機に、一緒には乗せられなかった。マリを置いて行くときの気持ちを、想像するだけでつらくなります。
自分を必死で励ましてくれた犬を置き去りにしなくてはならなかった。理性では、理解できても、感情がついていかなかったでしょうね。頑張って生きててくれて、本当に良かったです。(*^_^*)