ようこそ断捨離へ モノ・コト・ヒト、そして心の片づけ術

ようこそ断捨離へ モノ・コト・ヒト、そして心の片づけ術

これが噂の断捨離かぁ。自分に必要かどうかを考えるっていうのは、本当に必要ですよね。
ここに出てくる笑うに笑えない人たちと共通するところが沢山あって、
補充の日用品なんて、本当に沢山買っちゃいます。
理由のひとつには、記憶力があまりないこと。
これがなくなったら、もうないなぁ。と思って、補充分を買いにいく。
そこまでは、いいんだけれど、次に買い物に行った時も、前に買ったことを忘れて、
また買ってしまう。(-_-;)それを何度か繰り返すと、恐ろしいことになる。

きれいになった人のおうちの写真が出ていますが、なんと、テレビまで最終的に捨てているひとも
いる。テレビは、捨てるのに勇気がいるなぁ。
地デジに変える時に、いっそのことテレビを無くせばなんて、チラッと考えてはみましたが、
所詮、現実的な話ではないとすぐに思い直しました。
実際にいるんですね。


新潮 2010年 12月号 [雑誌]

新潮 2010年 12月号 [雑誌]

芥川賞を受賞した、西村賢太さんの苦役列車が載っています。
実父が、性犯罪を犯したことによって、この人の人生は、本当に変わってしまったんだなぁ。
芥川賞を受賞した時のインタビューで、答えていた姿は、普通の人っぽい感じだったけれど、
色んな思いを内に秘めているんでしょうね。

19歳の日雇い労働をしている貫多は、食べるお金がなくなれば働くという毎日。
友達も彼女もいない貫多の前に、同い年の専門学生の日下部が現れる。
日下部は感じよく、久しぶりに、心を許せる相手に貫多は会えた。
穏やかな日が続くが、日下部に彼女が出来て、付き合いが悪くなるころから、
二人の仲が少しづつずれていく。
寂しかったんだよね。素直に言えなかったんだよね。
もし自分が貫多の親なら、そう言ってあげたい。
だらしないところもあるかもしれない。短気なところもあるかもしれない。
でも、お金がないから、泥棒しようとは、思わない。
少しづつ、何かが違っていたらなぁ。