流行りなので、読んでみました。
女子高生の「みなみ」が、病気の友達のために高校野球のマネージャーになります。マネージメントというものを理解するために、本やさんで買い求めた本は、ドラッカーの「マネジメント」。この本との出会いが、運命的なものとなりました。

野球部とは、何か?
野球部の顧客とは、一体誰なのか?
その顧客に野球部は、何を与えられるのか?
最初から、難問が次々と突き付けられます。

みなみが導きだした答えは、「そうくるか?」と思うような答えでしたが、
よくよく考えると、「ふーん、そうなのかな」と思えるものでした。


全体的に、すごく読みやすかったです。
ドラッカーのマネジメントって、読んだことありませんでした。読んでいて、この文章を「そう理解するのか」と、ちょっと驚きました。多分、自分一人で読んでいても、そんな風にはつながらないと思います。

本としての結末は、読む前から自分で想像していた結末と違っていたので、泣いちゃいました。この本を読んで泣くとは思わなかったなぁ。

私も家族をマネジメントしてみたいです。