小さい“つ”が消えた日

小さい“つ”が消えた日

50音順の村があります。
「あ」は、英語でも日本語でも、「あ」から始まるから、「あ」が一番偉い!と言います。
他のみんなも、自分のことがすごいと主張します。
誰かが、小さい「つ」のことを、話せないから一番、駄目だと言いだします。
小さい「つ」は、ショックのあまり、家出します。
その日から、新聞からも本からも、話し言葉からも、小さい「つ」が消えました。
訴える!が歌えるになってしまい、意味までも変わってしまいます。

小さい「つ」に、音がなくても、50音みんな、それぞれに大事な音なんだ。
そのことに、みんなが気がつきます。

そして、小さい「つ」に帰ってきてもらうために、みんながしたことは・・・


実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法

実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャー・インスティチュート・ジャパン監修
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2008/02/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本を見たときに、何だかみたことがあると思いました。
この日記で、検索してみると、3年ぐらい前に、実践版でないほうの「箱」の
本を読んでいるようです。
手元に置きたいほどだと大絶賛しているので、きっと面白かったんでしょうが、
全く記憶にありません(-_-;)

3年経って、頭が固くなっているのか、ちょっと「箱」の概念が難しいです。
自分が良心から思い立った親切を実行しないのは、自分を裏切る行為である。
その自分を裏切る行為をすることが、「箱」に入ることなのだ。

ということみたいです。

夜寝ているときに、子供がぐずった時、あやしてあげようと思う。
でも、自分は、疲れているし、妻の方が起きるべきだろう。とか、考えてしまう。
そこで、自分を正当化するために、妻は怠惰で、思いやりがないだとか、
そういう風に発展していく。
自分を正当化するために、人を非難する。
そういうことが起こりうるんだ。それが「箱」に入ること。

そんな風なことが書いています。

良心に従って、行動することが、自分の中での穏やかさの始まりなんでしょうか?
心の穏やかさが手に入るのは、とても魅力的です。