本
- 作者: 中村天風,公益財団法人天風会
- 出版社/メーカー: 日本経営合理化協会出版局
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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ご存知の方も多いでしょうが、天風さんは積極一貫で有名ですよね。
一番、印象に残ったのは、
「悲しいことや辛いことがあったら、いつにもまして、笑ってごらん。悲しい事、辛い事の方が逃げて行くから。」という文です。
以前、テレビで阪神大震災の被災者のインタビューが出ていたとき、その方は仮設住宅でみんなで生活していた時、「最初は無理して笑っていても、その内本当に笑えるようになったんです」とおっしゃってました。改めて、納得です。
豊臣秀吉―足軽から知恵ひとつでかけ上がった天下人 (小学館版学習まんが人物館)
- 作者: 大林かおる,千葉幹夫
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1996/02/01
- メディア: 単行本
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森の木の数を何度数えても、正確に数えられない。と信長がいうと、秀吉は、縄を木の数以上用意し、部下に命じて、縄を木に一本づつ くくらせます。
そうして、余った縄の数を数えて、「この森の木は、2000本ちょっとあります」と正確な数を報告します。なるほど。この方法なら、誤差は少ないでしょうね。
こういう方法を思いつくところが素晴らしいです。
もう一つ、素晴らしいなぁ。と思ったのは、もらった褒美を秀吉は部下に分け与えます。
そうして、部下の士気が高まり、またまた発展を遂げる。
まさに、win-winの関係です。